2016年10月29日土曜日

すぐに食べるのはつまんない。

「五勝手屋羊羹」って知ってます?
北海道に古くからある銘菓ですよ。

函館名物と思われてますが、正確にはその近くの江差名物。
追分で有名なあの小さな町の銘菓。
円筒状なんです。羊羹の形が。
筒の底を押すと、ニョローンと羊羹が出てくるんです。
それを容器についている糸で切って食べる。
これが実に楽しいんです。

仕事で疲れていた時に、「教頭先生、どうぞ!」っていただきました。
函館出身の同僚からの心配りに癒されました。

遊び心のあるお菓子って好きですね。
北海道銘菓の一つ「三方六」もその一つ。
白樺の木を模したバウムクーヘン
切り分けるためについてているヘラが鋸の形をしていたりして。
もっとも、最近は最初から切れているタイプが売り出されてますが。

銘菓でなくても食べる前にひと手間あるのって楽しいですよね。
水あめを割りばしでコネコネしてから食べたり、
せんべいにソースで落書きしてから食べたり。
マシュマロを炙ってから食べるのは最近の話ですか。
箱や袋を開けて、すぐに口にポイと放り込むのではちょっと味気ない。

ちょいとひと手間。ちょいと面倒。
そんな「寄り道」加減がいいんでしょうな。

2016年10月28日金曜日

お手本になる。

学校祭の学級発表。
器楽でドラムを担当した男の子。
テンポが前のめりになったり決めどころで決まらなかったり苦戦してた。
目の前でちょいと叩いて見せてあげた。
ドラム演奏の約束事もいくつか教えてあげながら。
そばでベースに挑戦していた男の子が「全然音が違う!」って驚いていた。

その日の帰り、「明日、動画撮らせてください!」とお願いされた。

それから本番までの数日間。
大画面を前に練習する彼の姿が。
Youtubeによくある自撮り画像みたいで、何だか照れ臭かったけどね(笑)

2016年10月16日日曜日

おやき

「大判焼き」「今川焼き」…って言うんですか?みなさんの所では。
北海道では「おやき」って呼ばれてます。

来週は学校祭。食品バザーあるんですよ。PTAのみなさんの協力で。
毎年、事務の先生と公務捕さんがおやきの店出してるんです。
これが好評らしくて、私も先日弟子入りしましたよ。
「白いたい焼き」の粉使って作る「白いおやき」が看板商品。

たこ焼きは若い頃務めていた学校で、毎年地域の父さんたちとやってました。
焼くのも客あしらいもプロ並みと評判でしたよ。
で、一度やってみたかったんですよ。おやきも。
出店のおっちゃんの手さばき見てると見事でしょ。子どもの頃からの憧れ。
何回かやってみて、しっかりとマスターしましたよ。
試作品作っていると、子どもたちが廊下から面白そうに見てました。
土曜返上で登校して学校祭の準備した後で、全校生に御馳走。
みんな笑顔でお礼を言いに来てくれました。

うれしいねぇ。こういうの。



さ、来週は朝から焼きまくるぞ。

2016年10月15日土曜日

時代は変わる。

ボブ・ディランがノーベル賞を受賞した。

賛否両論の様であるが、その是非を語るのは野暮というものだ。
ただ一つある事実は「時代は変わった」ということ。
70歳をとうに過ぎた彼がこんな形で評価されることは、
当時は誰も思いもよらなかったはずだ。当の本人でさえも。

誰もが望んでいたことではない、本人もきっと望んでいたことではない。
でもそのメッセージは時を経て、これまでとは違った形での評価を得るに至った。
ゆえに、彼自身がこの事実に沈黙するのは正しい。

彼はあくまでも彼自身であり続けている。それだけが彼の中の真実。
ギター1本で、バンドで、素朴に、あるいは無骨に、
その語り口を時に変えながらも、彼の中の真実はいつでも変わらない。
時代は変わる。その中を変わらずに生き続けるために、
人は風を感じ、その中で立ち方を変えながら生きる。
変わらずに生き続けるために、変わり続ける。
それだけが彼の中の真実。

望んでいたわけでもなく、予想していたわけでもなく、
でもこうなることは特別ではない。彼にとっては自然な流れ。
だから驚きもせずに沈黙するのは正しい。



彼の曲を1曲だけ選べと聞かれたら、迷わずこう答える。

「時代は変わる」

高校生の頃に出会って以来、訥々と語られる調べは、
今の「覚悟」に至る私をどこかで支え続けてくれている。



2016年10月8日土曜日

確信。

出張でいない先生の代わりに、学校便りをもって地域を回る。
「いつも楽しみにしています」とある家で声をかけられる。
毎週毎週、書く苦労に声をかけてくれる人は少ないだけに、
こんな一言がとてもうれしい。

集会活動には「校長先生から」という場面がつきもの。
このところ、出張や会議で留守が多いので、代理を務めることが何度か。
いつもよりもいい表情で聞いてくれる子がちらほら。
直接、子どもたちにメッセージを発信できる機会はやはりうれしい。

休日や夜遅くの職員室で若手教員と語る。
課題の多さをあれこれと言われている同僚の真実が分かる。
批判をする側にはない、情熱や誠実な苦悩に触れる。
流されずに評価してきたこちらの思いが少しずつ伝わるのはうれしい。

2016年10月1日土曜日

男はそれを我慢できない。

トップがどっしりと構えていないと、組織は実に脆弱である。
情勢の変化に振り回されることなく、風向きをしっかりととらえながらも、
下に続く者たちには思う存分にゆるぎない方針のもとに仕事をさせる。
強い雨風をしのぐ屋根であり、柱であり、
そうした安定感と包容力がトップには求められる。
トップに恵まれない組織は、決して持てる力を発揮できることはない。

悪い癖で、ある種の思いが強くなってきました。
少し勝負に打って出ようかと。

かつての子どもたちとの日々が、しきりに背中を押してきます。

2年連続。

少し時間がたった話ですが。

秋の吹奏楽コンクール。道大会は2年連続の金賞でした。
昨年は勢いで運よくとった感じ。でも今年は狙っていきました。
即興性も要求される曲で、私は結構楽しんでできたかなと。
若手メンバーは本番中をふりかえり、
「流眺さん、かなり遊んでましたよね」と大笑い。
帰りのバスは当然大宴会でした。
(行きのバスから既に宴会していましたが…)

バンドを立ち上げた時に中高生とのジョイント演奏を始めて、
その初期に参加してくれた子たちが社会人になって仲間入りして、
編成も充実してきた中での金賞。感激もひとしおです。

出張の折にいつもの喫茶店に立ち寄ると、
「金賞おめでとうございます」とさりげない一言を添えて、
いつものようにコーヒーのお代わりをサービスしてくれました。