2016年8月1日月曜日

燃える涙はこぼれ落ち。

「男泣き」と聞いて、真っ先に頭に浮かぶのはいつも千代の富士。
日頃の気さくさ、饒舌さは影を潜め、絞り出すように語った短い言葉。
画面越しとはいえ真の男の涙を見た25年前の引退会見。
大鵬、北の湖に続き、千代の富士までもが逝ってしまった。

強さ、巧さで楽しませてくれる力士が今後現れようとも、
その生き様に胸が熱くなる力士にはもう出会えないような気がする。

日本人横綱の誕生が待望されているが、
本当に待たれているのは、昭和の横綱たちのように、
楽しくも激しく、そして見ている者を熱くさせてくれる力士だ。
そんな意味では、千代の富士は最後の横綱らしい横綱だった。

平成の終わりの足音も聞こえてきた感があるが、
昭和は本当に遠い過去になってしまったんだなぁとしみじみ思う。

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